続・生きる。



「あー、えっと

仲直りしました。」


私がそういうと


「見りゃわかる。

湊すっげー甘い。」


と爽が言った。


「おい、爽。ついでに哉斗。

由茉は俺のだからな。」


「はいはい。ってか由茉、顔真っ赤だよ。」


「俺ついでかよ。」


「由茉、こっちおいで。」


爽、哉斗、湊の順番で言った。

私は湊の横に座ると、

湊が近づいて抱き寄せた。


「…湊?」


「おい、湊。ここでいちゃつくなよ?」


「…無理。」


湊は爽の言葉を無視して私にキスをした。


「…!湊!ばか!みんな見てるじゃん!」


「…見せつけてんの。」


湊がそういうけど私は恥ずかしすぎて


「湊のバカ!」


といって幹部室を出た。



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