イブにあいましょう
そう彼に言われて、私は自分の名前を言ってなかったことに気がつき。
さらに、彼の名前を聞いてないことに気がついた私の顔から血の気が引いたのを、はっきり感じた。

あぁ・・・彼の名前を聞く前に、「彼女いますか」とか結婚歴を聞いてる自分が、ホンットに恥ずかしくて情けない!

『一条りさ子と申します!さっきはあなたのお名前を伺う前に不躾な質問ばかりして、大変失礼しました!』
『いやー、返ってインパクトあるからいいよそれー』

屈託なく笑う彼の顔を見ているだけで、ハートがドキドキ高鳴ってるのが自分でも分かる。
なんか、私、すごく・・・幸せ。

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