Snow globe
「………好きになって、ごめんね」


「あのさ、勝手に人の恋終わらせないでほしいな。それに分かりづらいよ、あれ。」



急に誰かの声が後ろの方から聞こえてくる。


好きで、大好きで、ずっと待ち侘びていたその人の声を私は間違える筈がなかった。


な……んで。


何で居るの……。



「探し回っちゃったよ。お陰でもうこんな時間」


「け…いくん」


「かの。俺に何か言いたいこと、無いの?」



息切れを少ししながら言うけいくんに言いたいことなんて、今の私には1つしか無かった。
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