Snow globe
突然、真面目な顔をしたさきが私に向かっていった。


主語もなかったその言葉は、私が分かるのには時間がかからなかった。



「……うん」


「緊張する?」


「緊張し過ぎて心臓ばっくばく」


「何それ!」



笑ってるさきは放っといて、本当に私は心臓が限界を超えそうだった。


正直、こんなに緊張すると思ってなかった。


計画だってちゃんとは立てて居なかったし、第一本人が気付かなかったらもうお終い。


一か八かで凄いはちゃめちゃだけど、それが私にとって1番良い案だった。


気付いて欲しい。


けど、やっぱり気付いても欲しくないから。



「私は、応援してるからね」


「うん……!」



サンタさん、お願いします。


サンタさんのこと正直信じてないけど、今日だけは信じるからお願い。


彼に想いが届きますように。


プレゼントはそれだけでいい。


怖いけど、やっぱり届いて欲しいと思ってる自分がいるんだ。
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