恋愛図書館
「いいよ、むしろ嬉っ…」

嬉しかったって言おうして、目の前の料理にハッとする。


「だから今日、こんな豪華なんだっ…

なんか、ほんとごめんっ」


「いいよっ。
そんな風に思ってくれるだけで、すごく嬉しい。
それに、これで来年は忘れないでしょっ?」

口元にピースの手を当てて、陽だまりみたいな笑顔を向けるキミが…

もう可愛くて、死にそうだ。




お詫びに、後片付けくらいはしたかったのに…

「私がするので!新刊に目を通してて下さーい」と、今月の本をもらった。


それは、付き合った記念日っぽくないチョイスだったけど、すごく興味をそそる本で。

さっそく見返しから、読み進めた。
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