溺愛されすぎっ!!
そう言って、とってくれた月星の指先がほんの少し触れただけで、心臓がドキンと飛び跳ねて。



『あ、ありがと……』



そう言いながら見た月星の首筋の色気にドキドキして。



それから、視線を下げたとき見えた胸元に……。



さっき抱きしめられたとき感じた月星の胸の広さとかたさを思い出して、倒れそうなくらいにクラクラした。



こんな気持ち初めてで……。



自分の体がこんなになっちゃうのも、初めてで。



あたしは、もう……どうしたらいいのかわからなかった。
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