溺愛されすぎっ!!
「ね、綾音……。
この前、あれから……。
大丈夫だった?」



なっちゃんが、ひそひそ声で聞いてきた。



そっか。



なるほどっ。



教室だと、いつも羽海と月星があたしにべったりだし。



最近は、お昼に呼びだされても行かなくなったから、前みたいになっちゃんや実里ちゃんとランチができないし。



男女別の移動教室とか、体育とか、今日まで授業がなかったし。



あたしがひとりになるのを待ってくれてたんだ~。
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