誰にでも優しい上司に困惑



純也さんの彼女さんの友理ちゃん
見た目は可愛い感じだった
けど話してみると、サバサバしていて
言いたいことを的確にズバッと言う
見ていて清々しい


私の好きなタイプだ
どう見ても、純也さんが尻にひかれている
大智さん達と同級生だけど
敬語とか無しで仲良くやろうと


「凛花ちゃん」
『友理ちゃん』


私達はそう呼び合い直ぐに仲良くなれた


いつも純也さんに連れられて行く
集まり的な物は女子もいるけど
なかなか仲良くなれないタイプらしい


大智さん達が何かの話です盛り上がっているのを友理ちゃんは冷ややかな目で見る



「男って、どうしてあー馬鹿なんだろ」


友理ちゃんは呆れている
どうやら大智さん達は
グラビアアイドルの胸がいいだとか、お尻のラインがいいとか話していた


大智さんもその話に入っているのが
私には新鮮に見えた



『大智さんも、あんな風に会話に入るの初めて見たかも』



友理ちゃんは笑いながら
「大智が一番、エロい」という
友理ちゃんはニヤニヤしながら
私に身体をコツンとぶつけてきた
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