You…
「そのクマ!」


エミはあたしのスカートを指差す。

そこにいたのは、あたしのスカートのポケットからぶら下がるクマのマスコット。


携帯につけていて、スカートのポケットに携帯を入れて、このようにクマだけ外に出している。


「ああ、これ?カワイイでしょ!」

あたしはクマのマスコットを手に取って、エミにニカッと笑ってみせる。


「そういう話をしてるんじゃないー」
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