強引同期が甘く豹変しました



それに気が付いたのは、トイレにいこうと椅子から立ち上がった時だった。


スッと立ったつもりが、立ち上がった瞬間に思わずよろけて。



「おいおい酔ってんのかよ〜、大丈夫か?」


近くにいた矢沢に、そう言って支えられた。



本当はフラついてるのが自分でもわかっていたし、酔ってるかも…って、気付いてたけど。



「酔ってるわけないじゃん!」


ふと彼女の視線に気付いた私は、そう言いながら支えてくれていた矢沢の手を慌てて離した。


だけど、その直後…

目の前が大きくぐるんと回って。

バランスを崩してしまった私は、そのまま勢いよく倒れ…


そして、気が付いたら…

私は矢沢に覆い被さるように矢沢を下敷きに倒れてしまっていた。


一瞬で、酔いが覚めた瞬間だった。


何故なら…目を開けると、矢沢と至近距離で目が合っていて。



おまけに…


< 31 / 202 >

この作品をシェア

pagetop