佐々倉のカノジョ。-second-
強引過ぎないかなぁ…
嵐くん怒りそう…
モヤモヤと悪いことばかり浮かんできて、会いたいのに足が進まない。
「よしっ、今から行こう!」
「いや、みのりんそれはさすがに…。まだ二時間目だよ?」
「授業と兄貴、どっちが大事なのさ」
「そっ」
そんな、マンガみたいなこと言われても。
「…嵐くんだけど…」
結局こう答えてしまう。
「ほらっ、行くっきゃないでしょ!」
ばんっ、と満面の笑みのみのりんに背中を叩かれて、気合いが入ったように感じる。
「さ、サボって行っちゃおうかな…!」
「そうこなくちゃ」
みのりんはいそいそと自分と私のカバンを持ってくる。
でももうすぐ授業も始まるし先生も来るかもだし。
あ~、嵐くんよく授業サボれてたなぁ、こんなの毎回ハラハラしちゃうよ。

