いい人に恋してます。
いきなりぶっ飛んだことを言う部長に唖然としていると、部長は気が済んだのか俺の肩を2回ポンポンと叩くとさっさと会場に戻って行ってしまった。
子供って…。
確かに子供は好きだ。将来持てたらとも夢見る。
けど、文乃とはまだ恋人らしいこともやっていないわけで。
俺も歳が歳だし、結婚も考えていないことはないけど、今はまだゆっくり進みたい。
「ごめん、柏木さんまで披露宴抜けさせちゃって。」
そう謝りながら駆けてきた文乃は、少し目が充血しているもののすっかり元通りだ。