また会おうね
 
 彼女達の中に入り込めないあたしは、羨ましく思いながらも後ろを振り返り振り返り、先に教室に戻った。


 同じクラスの金髪パーマの子や金と赤のグラデーション髪の子達とは、それきり話をしていない。

 彼女達は教室に戻ると、あたしなんて見向きもせずに席についた。

 授業中の静かな空間に暗い重みが増した気がした。


 彼女達はあたしと仲良くなる気なんてないのだ。

 宮川結菜を気づかって、あのお別れ会を穏やかに過ごすためだけにあたしと親しげに振る舞っていた。


 そうとわかっていてもショックはなかった。

 話をしたかったのは憧れていた宮川結菜だけだし、彼女を取り囲むグループは正直怖かった。

 気安く仲良くなれる自信はなく、なるつもりもなかった。



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