強面勘違い年下男と見た目詐欺なアラフォー女
『芙未、そろそろ時間だろう?送っていこう』
『は!??』
『危ないから送ろうという事はおかしい事か?』
面白がりやがってぇぇぇぇぇぇ。
見ろ!!!
後藤君の不動明王の如き顔を!!!
青筋を立ててメラメラ燃えてる!!!
怖い!!!
これがみんなが怯えていた怖いなのか!!!
『ご、後藤さん。その、』
『なんですか?緒川さん』
『……あの、滋さん。後藤さんに途中まで送って貰います』
『解った。気をつけて帰りなさい』
ウィンクすんな閣下。
あのまま滋さんに送って貰って、といっても近くでタクシーを拾って押し込まれて家に帰るってだけなんだが、明日の私の命が危ういと思った。
怒れる後藤君を置いて
それじゃーねー、とは私のちっさい心臓には耐えきれません。
『良かったんすか、アノ人に送って貰わなくて』
『え?あ、ああ。どうせ近くでタクシーを呼んで詰め込まれるだけだし。大袈裟に送るよなんて言ってもいつもそうだから』
『へーえ、いつもそうなんすか』
『ご、ご、後藤さんっ、ほら!!人の邪魔になりますから歩きましょう歩きましょう!!!』
『は!??』
『危ないから送ろうという事はおかしい事か?』
面白がりやがってぇぇぇぇぇぇ。
見ろ!!!
後藤君の不動明王の如き顔を!!!
青筋を立ててメラメラ燃えてる!!!
怖い!!!
これがみんなが怯えていた怖いなのか!!!
『ご、後藤さん。その、』
『なんですか?緒川さん』
『……あの、滋さん。後藤さんに途中まで送って貰います』
『解った。気をつけて帰りなさい』
ウィンクすんな閣下。
あのまま滋さんに送って貰って、といっても近くでタクシーを拾って押し込まれて家に帰るってだけなんだが、明日の私の命が危ういと思った。
怒れる後藤君を置いて
それじゃーねー、とは私のちっさい心臓には耐えきれません。
『良かったんすか、アノ人に送って貰わなくて』
『え?あ、ああ。どうせ近くでタクシーを呼んで詰め込まれるだけだし。大袈裟に送るよなんて言ってもいつもそうだから』
『へーえ、いつもそうなんすか』
『ご、ご、後藤さんっ、ほら!!人の邪魔になりますから歩きましょう歩きましょう!!!』