強面勘違い年下男と見た目詐欺なアラフォー女
カタンと音がしたので

友人が戻ってきたのかと思い

体を起こすと

友人の母親がリビングの扉に佇んでいた。

俺は慌てて身を起こして

お邪魔しています、と言った。

友人とは言え他人の家を我が物顔でいれるほどの

度胸はない。

俺が一礼をすると、友人の母親は

微笑み

いらっしゃいと言って

ゆっくりと俺の方へと近づいてきた。
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