星になれたら


「…どういうこと?」

「さあ…?」


アツシと夏樹は呆然としている。





「おい、ジュン!いつまで寝てるんや!!」



「…うぅ」



ジュンは自分の靴下で手首を縛られていた。


「泣くな…」


夏樹が優しく手首の靴下を解いてやる。






「でも…なんで?」




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