星になれたら



亜矢は昼間の路上で思いっきり泣いた。



わんわん泣いているから、道行く人がガンガン見ていく。



自分の部屋まで何とか堪えようとしたが、ついにガマンできず路上にしゃがみこんでしまったのだ。



(きっと、


もう大嫌いになったよね?



あたしのこと…


最初は天使だって言ってたのに




…見る目、ないんだから)




涙が止まらない。



涙が止められない。




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