星になれたら
ピンポ―ン…



「はい!どちら様…」

俺を見た叔母の顔が歪む。



「…純一?」



「ええ、楓は?」



「…奥よ、部屋にいるわ。」


叔母はそっけなく言い放った。



俺はヅカヅカ家に上がり込んで、唯一安らげた二人の部屋へと向かった。





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