星になれたら
亜矢さんは俺が泣き止むまで抱きしめていてくれた。





俺はもう耐えられずに亜矢さんを押し倒して激しくキスをした。


今思い出しても申し訳なくて…恥ずかしい。




亜矢さんは最初はびっくりした顔をしていたがふわっと微笑むと優しいキスを返してくれた。




明るい部屋で白くて綺麗な亜矢さんの肌を目に焼き付けるように抱いた。




愛しくて愛しくて、しょうがなかった。




俺は愛されてるって、誰かを愛することができるんだって、あの夜気づいた。






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