俺に溺れとけよ
今日はいつもより積極的な気がする…
嬉しいけどちょっと恥ずかしい…
「…兄貴の事知ってたんだな」
波の音と共に紡は静かに口を開いた。
紡の側に近づけて浮かれていた私は、すぐにスイッチを切り替える。
「う、ん…勝手な事してごめんね!」
何の相談もせずに務さんを呼び出すなんて…いくら彼女でも図々しいよね。
「いいんだよ。務の事知ってて連れてきてくれたんだろ?ありがとう」
「…少しはすっきりした?」
紡の晴れ晴れとした顔つきを見たらわかるけど、一応聞いて確認したかった私…
「まあな。務って適当な奴だから、あいつと話してると悩んでる事がどうでも良くなってくるんだよな」
ハハハと笑う紡。
こんなふうに笑ってるところを見るのは久しぶりだ。
「大会に向けて頑張るから…応援してて」
「うん…」
ふわりと風が吹いてフードからはみ出る髪が揺れる…
潮が混じった風の香りがとても心地いい…
夏が来たようだ。
嬉しいけどちょっと恥ずかしい…
「…兄貴の事知ってたんだな」
波の音と共に紡は静かに口を開いた。
紡の側に近づけて浮かれていた私は、すぐにスイッチを切り替える。
「う、ん…勝手な事してごめんね!」
何の相談もせずに務さんを呼び出すなんて…いくら彼女でも図々しいよね。
「いいんだよ。務の事知ってて連れてきてくれたんだろ?ありがとう」
「…少しはすっきりした?」
紡の晴れ晴れとした顔つきを見たらわかるけど、一応聞いて確認したかった私…
「まあな。務って適当な奴だから、あいつと話してると悩んでる事がどうでも良くなってくるんだよな」
ハハハと笑う紡。
こんなふうに笑ってるところを見るのは久しぶりだ。
「大会に向けて頑張るから…応援してて」
「うん…」
ふわりと風が吹いてフードからはみ出る髪が揺れる…
潮が混じった風の香りがとても心地いい…
夏が来たようだ。