私のイジワルご主人様


…で、あの日から鴻上くんとあたしの関係は始まった。

彼氏彼女、ではなくご主人様と犬として。


や、確かにね。
なんでもするとは言ったけどね!!


なんであたしを彼女じゃなくて犬にしたのか聞いたこともあった。


そしたら、鴻上くんはこう言ったんだ。



「聞きたいんだけど…好きって何?オレ、女子が言ってくる言葉なんて信じられない」



「信じられない?」



「オレのどこを見てそう言ってんの?オレの本性とか見てもそう言える?」



「あたしは…どんな鴻上くんだって好きだと言えるよ。信じられないっていうなら証明してみせる!!」


「ふーん…だったら側にいてオレの本性を知れば?犬扱いされるのがイヤなら今すぐやめればいい」



「証明するって言ったばかりだよ!!絶対やめないんだから覚悟してよね!!」



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