きみが望めば
小瓶の蓋をあける。
一滴、手首につける。
また一滴、首筋につける。。

ふわっと香りが広がる。


す、、っと温かいものが頬を伝った。


「やだ、何で涙が。」



「大丈夫だ、って、、言ってよ。。」


心がきゅんと音を立てた。

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