きみが望めば
30.香りの記憶
あれから不思議な夢?を見ることはなかった。

だけど、あたしは夢だとは思っていなくて、

毎日あの小瓶の香りを少しずつつけている。

あの香りが、あの人を連れてきてくれるような気がするから。


あたしが覚えているように、

きっとラファも、

覚えてくれているはず。。


だから、毎日祈ってる。


早く会えますように。。



もうすぐ、会えそうな予感がする。

だって、願えば叶う、きっと。

そう教えてくれたから。。


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