きみが望めば
「ねぇ、もしかして?!あたしの心が読めてるの??」
ソラはにこりと笑顔を向けただけだった。

もしかして、共存してるラファにも聞こえちゃってるのかな??!

あたしはなんとかなにも考えないように、無心になろうとしてみた。読まれちゃうなんて恥ずかしいから!
でも、隣でソラがくすくす笑ってて。。

ぁー、どうしても無心になれないっっ!


空は明るさを増してきていた。
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