恋時計。
「っはよー!」
柊真を先頭に教室のドアを開けると
一斉にみんながこっちを注目する。
廊下を歩いてる時点で
もう女子からの熱い視線を感じてましたが……
「柊真ぁ!おはよーん!」
「ねぇ柊真君、クッキー作ってみたんだけど食べてくれる?」
「相変わらずギリギリだね~」
教室中から飛び交う柊真への声。
柊真は女子から恋愛の相談をされてたり
男子から彼女の相談をされてたり
女子からも男子からも信頼されてるしね。
さっきまで隣にいたのに
あっという間に女子の輪の中にいた。