恋時計。



「はたから見たら俺ら兄妹だろーな」



「けど中身は断然私の方が大人だけどね」



「いやいや、俺のが年上だからな?」



「そんなの私が早生まれだからってだけだもん。すぐ追いつ…………」



ってあれ!?

気づけば隣に柊真の姿が無い。




「あ………」




後ろを向くと、小さな子どもに
ニコニコして飴をあげている柊真の姿が。



「今日も元気に幼稚園で遊んでこいな!小僧!」


「おにいちゃん、あめありがとう!」



子どもに負けないくらいの笑顔で
男の子の頭を撫でている柊真を見て



男の子のお母さんも頬を赤らめている。



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