冷たくて優しい先輩




帰る時、大翔くんが泣きそうになって私の手を引っ張った。



「また来てくれる?」


「うん。約束する」



必ず来るよ、と指切りげんまんをした。



「久々に賑やかな食卓だったよ。春波さんさえ良ければまた来てね」


お父さんとも握手をして、家を出た。






< 207 / 412 >

この作品をシェア

pagetop