冷たくて優しい先輩




そう思って、腰をあげかけた時


固まってしまった。





「そういえば、この前ぇ朝、アユミといる時に、イクトの腕引っ張った女いたじゃん?」




「……ああ」



あの時の彼女か。

聞いちゃ駄目だ、絶対良い話なわけない。


早く降りないと……


そう思うけど、足の裏が張り付いたように動かない。




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