誠の名の旗の元に~オレっ子少女の時渡り~
桜の木
?「誠!今日こそ道場の手伝いしろ!誠どこ行った!!」




誠「ハァー、また爺さん俺のこと探してんのかよ」






爺さんってのは私の道場の師範……って今じゃ私も師範なんだけど。




爺「そんなとこにおったのか!!袴を着て桜の木に登って、菓子まで食いおって!というかなんじゃその大荷物は!?家出でもする気か!」


誠「だったら何?道場なら今日も行かないよ?まぁ、家出する気もないから寺の留守番してる」


爺「昨日も留守番すると言っとったぞ?なぜ仕事をしない?」





ここ最近全く同じ感じの会話を繰り返しているなぜ仕事をしないか、それは






誠「だって強い奴いないんだろ?俺だってそろそろ真面目に試合してぇよ」
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