誠の名の旗の元に~オレっ子少女の時渡り~
誠の秘密①
まだ未来にいた時の話




私は一人だった



いつの頃かは覚えていないが一人だった



私には三人の家族がいたという

母さんと父さんと兄さん



だけど私は覚えてない


覚えているのは女の人が私によく徳川家の話をしてくれていたことだけ



?「誠、徳川とはねとてもすごいお家だったのよ?」

誠「すごいおうち???」

?「そうよ。徳川は日本で1番偉いお家のだったの。江戸幕府は...ってまだ難しいかな」



女の人はいつも悲しそうな顔をしていた


私は父がたの祖父母の家で暮らしていた

祖母の話しだと私の母さんは徳川家の子孫だったそうだ

名前は春日(ハルヒ)


あの春日局に掛かっているのではないかと祖母はいった
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