誠の名の旗の元に~オレっ子少女の時渡り~

誠Side

誠過去Side――――――

私の祖父はもともと薬剤師だった
だから私もそれなりに薬の知識と調合の知識はある。


私は祖父が倒れて来た檜のタンスの下敷きになって亡くなる少し前『結核』と『化膿止』の薬の作り方を教えてもらったついでに薬品も大量に貰った。


私は今までに習ってきた薬の作り方の書いてある本と祖父から貰った大量の薬品をいつも持ち歩いていた



祖父が死ぬ少し前に何かを悟ったように言ったのだ


祖父「いいかい?誠、薬品とかは肌身放さず持っておけ何かの役に立つ」


それからずっと持ち続けていた。
カプセル、薬包紙、擂鉢、薬匙とか調合セットと一緒に
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