秘密のカレはV(ヴィジュアル)系
*
「わぁ、すごーーい!」
さゆみは、ハルさんに画像を見せてもらって、ものすごく興奮していた。
ハルさんのスマホに入っていたのは、瑠威の画像や瑠威とハルさんのツーショット。
「良かったら、この画像あげようか?」
「ほ、本当ですか!
ほ、ほしい!ものすごくほしいです~!!」
さゆみは足をバタバタさせながらはしゃいでいた。
ホールでギリギリまでたむろって、それから追い出されるようにして私達はホールの外に出た。
裏口みたいなところで待つのかと思ってたら、意外にもホールの入り口で待つらしい。
私達の他にも出待ちらしき子達がけっこういっぱいいた。
「わぁ、見て~!璃愛!
瑠威の画像もらっちゃったよ~!!」
さゆみが私に見せつけたのは、どこかのホールらしき建物の前で佇む瑠威の画像だった。
「璃愛、オルガの写ってる画像あるけど、いる?」
「え…あ、は、はい。」
いつの間にか私、完全にオルガさんのファンってことにされてるよ…
そりゃあ嫌いじゃないけど、特にオルガさんが一番好きってわけでもないんだけど…
でも、せっかくのご好意だ。
そんなことも言えないし、私は素直に画像をもらうことにした。
「わぁ、すごーーい!」
さゆみは、ハルさんに画像を見せてもらって、ものすごく興奮していた。
ハルさんのスマホに入っていたのは、瑠威の画像や瑠威とハルさんのツーショット。
「良かったら、この画像あげようか?」
「ほ、本当ですか!
ほ、ほしい!ものすごくほしいです~!!」
さゆみは足をバタバタさせながらはしゃいでいた。
ホールでギリギリまでたむろって、それから追い出されるようにして私達はホールの外に出た。
裏口みたいなところで待つのかと思ってたら、意外にもホールの入り口で待つらしい。
私達の他にも出待ちらしき子達がけっこういっぱいいた。
「わぁ、見て~!璃愛!
瑠威の画像もらっちゃったよ~!!」
さゆみが私に見せつけたのは、どこかのホールらしき建物の前で佇む瑠威の画像だった。
「璃愛、オルガの写ってる画像あるけど、いる?」
「え…あ、は、はい。」
いつの間にか私、完全にオルガさんのファンってことにされてるよ…
そりゃあ嫌いじゃないけど、特にオルガさんが一番好きってわけでもないんだけど…
でも、せっかくのご好意だ。
そんなことも言えないし、私は素直に画像をもらうことにした。