Happy Christmas♪
「ん?瑞希どうした」
「あ、ううん、なんでもないよ。もうちょっとで出来るから座ってて」
「ん」
本来ならローストチキンを焼いたらいいんだけど時間がなかったしフライドチキンとフライドポテトを買ってきた。
それを温め直して、後はミモザサラダを作った。
『ワインはあるから』と漣が用意してくれたのをアイスペールで冷やしてるし。
これでOKね。
今日はキッチンではなくリビングのテーブルに並べて
「お、美味そう」
「出来合いだけどね」
「充分。それにサラダは瑞希お手製だろ」
「うん」
「ならそれでいい。さ、食おう。腹減った」
「うん」
漣がワインを開けてグラスに注ぎ
「メリークリスマス」
「メリークリスマス」
軽くグラスを合わせて一口。
「ん、美味い」
「美味しい。漣ワイン好きだね」
漣が選んで買ってくるワインに殆ど外れがないって言うか私の好みの味。
私はあまり飲まないし、そんなにワインのことは分からない。
「俺だってそんなに詳しくはないよ。ただ買う時に瑞希の好きそうな味を伝えてショップで選んでもらってる。その方が確実だからね」
「えっ?」
『私の好みの味』って…
「漣の好みは」
「赤なら甘ったるくなく重たくない。キリッとした白も好き…俺も一緒だから」
「そう言えば…そうよね」
私達はわりと食の好みも似ている。
だからその点では楽。