先輩、私のこと好きになってくれますか?





「私とは来年も再来年も回るチャンスはあるけど、大翔先輩は今年しかないんだよ?」



そっか…沙耶ちゃん、気にかけてくれてるんだね



「俺も、香月くんと回った方がいいと思うぜ」



理央くんにもそう言われて、
うーんと悩む。



大翔先輩だって、他のお友達と回りたいはずだし、今年で…明日で文化祭は最後。


やっぱり友達と回りたいっていうのは
あるはずだもん。



「聞いてみなさいよ!
王子の気持ちなんて、王子以外分からないんだし!ね?」



そう沙耶ちゃんに背中を押されて、
少し勇気が出た。



そうだよね…!

大翔先輩の本当の気持ちは、
大翔先輩しか分からないもんね…!!



後でちょうど先輩のところ行くし、

聞いてみよう。



そう2人に言うと、優しい笑顔を見せてくれた。





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