ふしぎなはなし


 どうして

 どうして

 気づいた時はもう遅いって

 どんなに後悔しても

 戻らないものはもう二度と

 戻らないって

 知ってる知ってるよ

 だけどさ

 できれば君とこの道を

 歩いていきたかったんだ



 今

 僕は一人

 どこにもない道を走る

 それはきっと僕にしか

 僕だけにしかわからなかった道だ


 しょうがないね

 僕にしかわからなかったんだから

 君がいなくても

 たぶん僕は

 この先へ走るしかないんだ
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