あなたにキスの花束を


無条件に預けられる信頼が照れ臭くて、私は眉尻を下げるけれど。

心はもう決まっていた。

そこまで信用されたなら、やるしかない。
目一杯綺麗なのを、選んであげよう。

もちろんネタに走らず、カラフルで綺麗なお花で。

小さなやきもちなんて、今は忘れて。

彼の真面目な想いが、大切な人に伝わるように。






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