やる気なしの王子とクール執事の日常



そして、糞王子を綺麗にした後….

王の元に連れて行き、少し話した後
パーティーが始まった



パーティーは、基本夜からなのだが…

糞王子は、夜になるとすぐに眠ろうとするので早めてもらった









『キャ〜〜っ…////!!

ミーケ様よ…っ!』






『ミーケ様…っ!

お久しぶりです…////!』






『相変わらず、お美しいわ!』









パーティーに集まった女性たちは、糞王子を無視して私のところにやってきた


私は、それをウザいと思い簡単にあしらうと糞王子の元に戻った









「相変わらず、おモテになることで」







「からかわないでください

さあ、あなたも早く他の王子や姫たちと会話してください」








「言われなくても……

あっちから、来るさ」









『やあ、ルトワール王子!

誕生日おめでとう!』






「ありがとう」









糞王子を見つけた貴族や他の王子たちは、獲物を見つけたハンターみたいな目で糞王子に声をかけていた


糞王子は、愛想笑いを浮かべた後

私にだけ見えるように……ほらな?という視線を送ってきた



糞王子は、他の国の王子や貴族からしたら…

イイ獲物だ


糞王子は、政治に興味がないため

自分を気に入ってくだされば、この国を渡してくれると思っている



だから糞王子は、こういうイベントを嫌っている




そして、女性たちは

私みたいなイケメンの方しか相手にしないようで……


糞王子には、話しかけない



話しかけたところで、糞王子は笑って去るだろうがな……






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