そこにいた
「正直に答えなきゃ、いつまで経っても治らないよ。
試験まで間に合わないよ。」
「・・・・・・学校、行き始めた頃から。」
「そんなに前から・・・・・・。」
そう言い終わると私の胸元を広げて聴診器を滑り込ませてきた。
これで全てがばれると思うと、
緊張からか、息が苦しくなってきた。
「ハァハァハァ。」
突然、涙が流れ出た。
私はこれで試験には間に合わないと思うと、悲しくてシーツを強く握り締めた。