ヤクザに愛された歌姫【完】
「ハヤテでいいよ。」



その瞬間あたしも獅狼も
目を丸くした。



あたしハヤテにキスされてる?



「テメーなにしてやがる!」



あたしは両手で口をおさえて
その場に座り込んでしまった。




「あまりに延珠ちゃんが
可愛くてね。
別に獅狼の恋人じゃないんだろ?」




「だからってお前なぁ!?」



今にも殴りかかりそうな
獅狼に抱きつくあたしを
ハヤテは意味深に見ていた。



『あたしは大丈夫だから。』




あたしは獅狼にそう言うと
立ち上がった。



『規則を破って追い出されたのに
なんでケンカするの?』




あたしがそう言うと
ハヤテは獅狼にポケットから
ナイフを向けてきた。








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