Disposable
レイザーは近付いてくるなり、バニングの顎を摑む!

凄まじい握力だった。

グリーンベレー出身のバニングでさえ、そのパワーには屈服させられそうになる。

流石は元SAS隊員のレイザーという所か。

「さあ、腹が減っただろう。食事だ」

レイザーはバニングの口を強引に抉じ開けると、その中に無理矢理パンを捻じ込んだ。

そして更に、熱いカップスープをも流し込もうとする。

当然口に入る筈もなく、熱いスープを体に浴びてしまうバニング。

「この…蛆虫がぁっ!」

待ってましたとばかりに、レイザーは特殊警棒でバニングを打ちのめす!

「飯も満足に食えんのか屑が!」

特殊警棒が、バニングの腹筋に叩き込まれた!

「貴様の喰ってる飯は、市民の血税だぞ!」

今度は腹に、レイザーの膝蹴り!

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