私の彼氏はLadyKiller?!
第1章

彼との出会い

ある夏の暑い日。
私、玖珂 凛がある男性と付き合い振り回されるハメになるなんて思いもしなかった。
『紹介したい人がいるから今から来れる?』
女友だちからきたLimeに既読をつけ、何かと思ったが暇だから彼女が待っている場所に向かった。
~1時間後~
駅の時計台で待ち合わせと言われ行ってみると、そこには友だちともう一人。
「こんにちは」
低音過ぎず高すぎず、どこか凛とさえする声で挨拶をする男性が立っていた。
(だ、誰?)
私は驚いて彼女を見ると、口パクで
『れ・い・の!』
あ〜、となぜか納得し。
私も挨拶をした。
そして、立ち話もなんだと思ったのか友だちが近くの喫茶店に足を運んだ。
私をのぞいて2人は仲良く話していて、なぜ私が来たのかと疑問を抱いてる時。
「凛。あんたなんか話しなさいよ!来た意味ないでしょ?!」
は?と私は口を開けて彼女を見た。
(あなたが呼んだのに、私のせいなの?!)
という目で彼女を睨みつける。
だが、彼女は澄まし顔。
むぅー!と頬を膨らませてから先ほど頼んでおいたアイスティーに口をつける。
香り高い紅茶が口いっぱいに広がり笑顔になる。
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