※小悪魔男子が可愛すぎて困る!
「友達がイブにお前が男と歩いてるって送ってきたんだよ。つか、そんなことどうでもいいんだよ!!お前も、結局顔じゃねーか」
「いや…、あの、それ、ゆうき…」
この画面に写ってるのは、どっからどう見ても結城くんであることを主張しようとしたが、あることに気づく。
そうだ…、結城くん学校では違う姿だった…!
だから、私がほかの男の人と歩いてたって勘違いしちゃったのか。
でもだからと言って結城くんの秘密をバラすわけにもいかず、目をそらして黙る。
「何黙ってんだよ。言いたいことがあんなら言えよ」
「い、いえ、ありません」
愛菜ちゃん達の威圧に怯えながらも、なんとか小さな声で答える。
「あっそ。なら、まだ言い足りないから言わせてもらうけど、お前本当顔から気に入らねぇーんだよ。顔にも性格の悪さが滲み出すぎ」