※小悪魔男子が可愛すぎて困る!
さすがに最後のは重いなと思ったけど出てしまったものは仕方がない。
…だか、さすがに引かれたのではないかと思い弁解しようと顔をあげようとした時…
結城くんがクスリと笑った。
「だからかわいすぎるって。今のは完全にキミがいけない」
「…え?……んっ」
顔を上げたタイミングで顎に手を添えられた瞬間、唇に柔らかいものを感じた。
突然のことで開いた目が瞬きすら出来なくなる。
こっ、これって…!
少しして結城くんの顔が離れていくのと同時に、何が起きているのかを理解した。
「い、いいい今のって…!」
消えそうなくらい小さく呟きながらあまりの恥ずかしさに両手で顔をと覆う。
「ちゃんとこの前、次煽ったら容赦しないって言ったでしょ。目くらい閉じてよ」
次煽ったら?
結城くんが一体なんの話しをしているのか分からないけど、顔が熱くなるのだけは分かる。