※小悪魔男子が可愛すぎて困る!


「な、なんでサラッとそういう事言うの!はいって言っちゃったじゃんか!」



「ははっ...。リ、リアクション...最高。や...やば、今のもう一回」



相当ツボにハマったのかまだ笑っている。



「あのー、冗談でよくそんなこと言えますね?」



「あー、笑った。腹いてー。まぁ、冗談だから言えるんだけどね。あ、チャイムなるから行くわ」



と、いつもの感じでおちゃらけて教室から出てってしまった。



「あ、逃げるな!まだ話は終わってないよ!」



って、やっぱりバカにしに来ただけじゃん!



呆れて物も言えないとは、こういうことを言うのか...。



「もういい私は結城くんの所に行ってくる...って、奈々ちゃん?」



結城くんの所へ飛んでいこうとした時、なぜか奈々ちゃんに手首を掴まれた。



「ちょいまち。のんがそうやって結城の所ばっか行くから噂がどんどん広まるんじゃない。当分結城の所行くの禁止にしたら?」



< 65 / 405 >

この作品をシェア

pagetop