イケメン副社長にほだされました


どんどん上がっていく体温はやがて眠けを誘ってくる。


真司の腕の中で微睡む幸せを胸に刻みながら目を閉じる。


私と真司の距離は0センチ。


神様、どうかもう少しでいいからこのままで居させてください。




月光が水槽を照らす。


まるで宝石のように輝く魚たちは、愚かな私を笑ってるだろうか。

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