囚われた瞳【琴子さんanother story】番外編2UP
「また結衣は、そうやって俺を煽る」

視線が絡み合う。深く、身体の奥深くにお互いを刻むように、唇を貪り合った。

身体の中心から熱が生まれる。

おかしくなりそう…


チクッ…

「ん…」

突然、うなじに痛みを感じる。

変な声が漏れる。自分の声じゃないみたい。

「男除け。納得いく写真が撮れたら、結衣のこと…抱き尽くすから、予告してみた」

可愛い年下の男の子の顔は消え、妖艶な目で私を射抜く。

「だっ、抱き…?」

そんな、直球な言い方…

「オブラートに包んだ言い方だと、伝わらないと思って?」

えへっ…と、小さく首を傾げる。

「………」

頬が熱い。顔を見られたくなくて、下を向く。

「こっちを見て?」

思い切って顔を上げると、優しい目をした晴が私を見つめていた。

「待ってる」

こう言うのが精一杯。

晴の唇に、私からキスをした。

驚いたように、晴が目を見開いたんだ。







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