囚われた瞳【琴子さんanother story】番外編2UP
あ…撮れたみたい。
自然の中で写真を撮る時は、鳥などの生き物を驚かさないよう、消音に設定してある。
カメラを下に向けてからも、荻野君の視線は、池の水面に向けられたまま。
憂いを含んだ沈んだような暗い目が気になる。
どうしたんだろ…
声をかけるタイミングを無くした私は、その横顔を見つめる。
「青山さん?」
視線を感じたのか、私に気付いた荻野君がいつもどおりの笑顔を向ける。
私の足元に目をやり、ジョギング?と聞いてくる。
「うん。ここ、走ってて気持ち良いから。
荻野君、昨日は荷物運んでくれてありがとね。おかげで、筋肉痛にならずに済んだよ」
「クスッ…どういたしまして。やっぱ重かったんだ?」
さっきまでの真剣な表情と打って変わって、人懐っこい笑顔で返してくれる。
いつもどおりの荻野君だ。
自然の中で写真を撮る時は、鳥などの生き物を驚かさないよう、消音に設定してある。
カメラを下に向けてからも、荻野君の視線は、池の水面に向けられたまま。
憂いを含んだ沈んだような暗い目が気になる。
どうしたんだろ…
声をかけるタイミングを無くした私は、その横顔を見つめる。
「青山さん?」
視線を感じたのか、私に気付いた荻野君がいつもどおりの笑顔を向ける。
私の足元に目をやり、ジョギング?と聞いてくる。
「うん。ここ、走ってて気持ち良いから。
荻野君、昨日は荷物運んでくれてありがとね。おかげで、筋肉痛にならずに済んだよ」
「クスッ…どういたしまして。やっぱ重かったんだ?」
さっきまでの真剣な表情と打って変わって、人懐っこい笑顔で返してくれる。
いつもどおりの荻野君だ。