囚われた瞳【琴子さんanother story】番外編2UP
「お花見に?」

岬編集長が、キョトンとする。

「コトコトさんのお弁当を持って…もちろん、昼間ですよ?お弁当が、新鮮なうちにいただきたいから。行きましょう!」

そうだよ。美味しいお弁当を食べながら、桜…あー散っちゃうかな。

「……ま、青山」

「は、はい!」

いかんいかん、考えてるうちに、意識が飛んでた。

「当分、時間が取れないからさ…その、面倒じゃなければ、買ってきてくれないか?青山オススメのお花見弁当を」

あっ、そうだよね。岬編集長は、就任したばかりで忙しいんだった。

「岬編集長お忙しいですよね?すみません。私、浮かれてて…早ければ、明日コトコトさんの取材に行くので、買って帰ってきますね」

「ああ。頼んだよ」

岬編集長が優しく微笑んだ。

わあぁ、レアだ。普段、怖い顔してる岬編集長が笑ったよ。こんな優しい表情できるんだ…
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