囚われた瞳【琴子さんanother story】番外編2UP
桜海老丼に並んでるのだけど、もう順番なんて回ってこなくていいから、こうしていたいと願ってしまう。

「青山さん、桜海老丼の他にも食べますか?」

あー、順番が回ってきちゃったんだ。

「桜海老丼だけにする…」

少しテンションの低い私に、荻野君が、

「クスッ…お腹空き過ぎちゃいました?」

なんて尋ねてくるから、私の気持ちも知らないで…て理不尽にも腹が立った。


パクッ…


一口、二口、三口、、、

「美味しい!荻野君、桜海老って、こんなに美味しいんだね」

荻野君に腹を立てた私なんて、どこかへ吹っ飛んでしまった。

すごく並んだのに、ものの数分で食べ終えた。

「「ご馳走様でした!」」



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