夢気分をさめないで
「それは何故なんだ?」
「社長さん知っているでしょうか?私が寿退社を目前に迎えた時に白紙に戻された事を」
「あぁ、あれは君の事だったのか?」
「はい、私いつも・・・・」とシャツの袖をめくり見せた腕の傷
「本気で愛しても必ず奪われてしまう、この傷が男性の人数です、このくらいでは死ねないんですね」って涙を流した
「私恋はしないことにしたんです、副社長の事はいい方だと思います会長さんにも話たけどオフィスラブは小説の中だけに納めておきたいんです、クッキングスクールでお話できるだけで満足です、副社長を射止めたい社員大勢います、虐めにあいたくないんです。今のままでいいんです」
「・・・・・でもね、幸せにはなりたいんでしょ?私達が味方になるからね、」
「ありがとうございます、こんな優しい御家族だから副社長も優しいんですね」
「鈴さん、私達娘がいないから
卓志とは関係なく、遊びに来てね」
「それなら、いいと 私にも家族いないに近いから、味わいたいです」
それから楽しく話をしたり
奥さまと女子会をしたり
時間が瞬く間にってのたっていった
「そろそろ帰りますね、今日はありがとうございました、楽しかったです」